【家賃滞納・建物明渡専門弁護士による契約条項解説】19 当事者双方からの期間内解約条項 【期間内解約の条項例】 第〇条(期間内解約) 1 賃借人は、賃貸人に対して少なくとも30日前に解約の申入れを行うことにより、本契約を解約することができる。 2 前項の規定にかかわらず、乙は、解約申入れ...
【家賃滞納・建物明渡専門弁護士による契約条項解説】18 反社会的勢力の排除 【賃貸借契約の条項例】 第〇条(反社会的勢力の排除) 賃借人は、賃貸人に対し、次の各号の事項を確約する。 自らが、暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成員(以下総称して...
【家賃滞納・建物明渡専門弁護士による契約条項解説】17 連帯保証人 【条項例】 第〇条(連帯保証人) 1 連帯保証人は、本契約に基づく賃借人の賃貸人に対する一切の債務について、本契約書に記載された賃料及び共益費相当額の2年分を限度として、賃借人と連帯して履行の責めを負...
【賃貸借契約条項解説】16 善管注意義務及び損害賠償 【条項例】 第〇条(善管注意義務及び損害賠償) 1 賃借人は、本物件を善良な管理者としての注意をもって占有使用するものとし、別に定める管理規約その他本物件に適用される規則や賃貸人又はその他の第三者の...
【建物賃貸借契約条項解説】15 原状変更の原則禁止 【条項例】 第〇条(原状変更の禁止) 1 賃借人は、賃貸人の書面による承諾を得ることなく、本物件の増築、改築、移転、改造、模様替え若しくは造作設備の新設、除去又は変更を行ってはならない。 2 賃借人が...
【建物賃貸借契約条項解説】14 賃借人たる地位の移転 条項例 第〇条(賃借権譲渡等の禁止) 賃借人は、賃貸人の事前の書面による承諾を得ることなく、本物件の全部又は一部につき、賃借権を譲渡し、又は転貸してはならない。 1 はじめに 民法では、賃借権の...
【建物賃貸借契約条項解説】13 保証金 1 「保証金」の法的性質 ⑴ 建物賃貸借契約締結の際に、賃借人が賃貸人に対して差し入れる金員として、「保証金」という名目のものがあります。 ⑵ この「保証金」の法的性質は、契約において定められた内容に...
【建物賃貸借契約条項解説】12 契約の解除・信頼関係破壊の法理 1 はじめに 賃貸人としては、賃借人が家賃を滞納したり、目的物の用途に従った使用をしてくれなかったりした場合には、その賃借人との契約を解除したいと思うはずです。 賃貸借契約書には、必ず賃貸借契約の解除...
【建物賃貸借契約条項解説】11 賃貸人の修繕義務 1 賃貸人の修繕義務・修繕権 ⑴ 賃貸人は、賃貸目的物の使用・収益に必要な修繕をする義務を負います(改正民法606条1項本文)。もっとも、賃借人の責めに帰すべき事由によって賃貸目的物の修繕が必要になっ...
【建物賃貸借契約条項解説】10 遅延損害金 1 「遅延損害金」とは 賃借人が金銭債務の履行を遅滞した場合に「遅延損害金」を定めることがあります。 遅延損害金の定めの有無は、家賃回収において重要な役割を果たします。 現行民法上、遅延損害金の...
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